門松やしめ飾りの正月飾りを外し忘れてたことに気づいたとき、すごい焦りませんか?
新年早々やらかしてしまったきもちでいっぱいになるし、縁起が悪そうで不安になりますよね。
でも大丈夫です!
・正月飾りを外し忘れてしまったときに何が起きているか
・忘れてしまった後の正月飾りの処分方法(神社?自宅?)
たったこの2点を把握していれば、正月飾りを外し忘れてしまっても焦る必要はありません♪
「今年こそは◯◯しよう!」
と気持ち新たに出発した人も少なくないはず。
素晴らしい目標をかかげたのに、正月飾りを外し忘れたことで気分がおちてしまうなんてもったいないですね。
気持ちをおとさず、まずは正月飾りをきちんと処理して、ていねいな暮らしができる新年を過ごしたいですね♪
正月飾りを外し忘れたけど大丈夫?
正月飾りを外し忘れても
「罰が当たる」
「不吉なことが起きる」
などはないので安心してください。
本来門松は、年神様が家に来てくれるときに目印になるようにという意味があります。
またしめ飾りは、飾っているとその場所が神聖な場所だと年神様に知ってもらうことができます。
お盆の時期に帰ってくる先祖の目印になる提灯(ちょうちん)のような役割ですね。
門松やしめ飾りを目印に、神聖な場所だと分かると年神様が我が家にやってきてくれます。
なので、正月飾りを外し忘れたからといって、
なんてことはないので外し忘れても落ち込まず、「気づいたら外す」でOKです。
正月飾りはいつまで飾っていいの?
正月飾りはいつまで飾っていて良いかは、地域で別れています。
基本的には年神様が家にいる期間は飾っておくことになっています。
その年神様が家にいる期間を「松の内」といい、日数は地域で別れています。
一般的に関東は1月7日まで、関西は1月15日までと言われています。
関西の方がせっかちなイメージなのに、関東よりゆっくりなんですね!
一方正月飾りを飾る時期は12月28日までに飾っておきましょう。
正月飾りの処分は自宅か神社どっちが正しい?
正月飾りの処分は自宅でも神社でもどちらでも処分可能です。
神社に行く方が儀式的に正しいですが、無理は禁物です。
処分しやすい方を選ぶと良いでしょう。
自宅で処分する場合の手順
自宅で処分する場合の一般的な方法です。
①正月飾りが置けるくらいの風呂敷や新聞紙を広げる
↓
②そこに正月飾りを置く
↓
③正月飾りの中央・左・右にひとつまみ程度の塩を振る
↓
④正月飾りの下に敷いた布や新聞紙で正月飾りを包み、処分をする
※塩が無ければ振らなくてもOKです。
もし自宅で燃やせる環境があるなら、この手順のあとに燃やして処分するする方が良いでしょう。
神社で処分する場合
神社に持ち込んで処分をしてもらう場合は、1月15日ごろにに行われる「どんと焼き」に併せて持って行くのが良いでしょう。
この記事を読んでいる方は外し忘れてしまっている方だと思うので、もうどんと焼きには持っていけないですよね。
しかし神社で処分する方法がまだ残っているので安心してください。
1月15日の小正月である「どんと焼き」に間に合わなかった場合、神社によっては同じように焼いてくれる神社もあります。
まずはお祭りをやっているような最寄りの大きめな神社に聞いてみましょう。
我が家の最寄りの大きめな神社って言ってもどこかしら?
こう思った方は、「古札入れ」を目安にしてみてください。
「古札入れ」とは、おまもりやお札で必要がなくなったものを入れる箱のことを言います。
古札入れに入れられたおまもりなどは、神社で、お清めされそして燃やされます。
感の鋭い方はお気づきだと思いますが、どんと焼きと同じですね。
燃やす種類は違いますが、「お清めして火で燃やす」という点では同じです。
しかし古札入れはどこの神社にも置いてあるわけではありません。
置いてある神社だったら、比較的大きい正月飾りでもお清めして焼いてくれる可能性が高いので、ひとつの目安として覚えておきましょう。
正月飾りは燃えるゴミに出していいの?
正月飾りを自宅で処分するときは、燃えるゴミに出しても問題ありません。
しかし正月飾りの装飾品にはそれぞれお住いの自治体にあわせて分別しないといけない場合もあります。
その際には、通常のごみの分別と同じように分別してから。燃えるゴミに出しましょう。
正月飾りの外し忘れた!自宅か神社?処分はどうする?まとめ
・正月飾りのを外し忘れても焦らないでOK
・「罰が当たる」「縁起が悪い」なんてことはないので気にしすぎないようにしましょう
・自宅でも処分もOK
・自宅で処分するときは、燃えるゴミに出してOK
・15日を過ぎてしまってからの神社での処分は「古札入れ」のがあるかどうかまずチェックしてみましょう。
・気にしすぎはなんでも良くないので、気にしすぎないようにしましょう。
正月飾りを外し忘れてしまっても、落ち込まずに気づいたときに、できる方法で処分しましょう。
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